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張込み(1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 張込み(1958)
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1958-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「砂の器」と同様、前半から中盤にかけては、ひたすら刑事たちの徒労が描かれます。つまり「張込み」がいかに大変な仕事かがわかるわけですが、それは同時に物語が動くようで動かないことを意味します。見ている側もどっと疲れそうですが、なぜかそうはなりません。本筋とは関係ありませんが、日本の地方都市のあまりにも古い街並みや古い旅館、団扇しかない暑そうな夏など、つい郷愁を誘われる映像が多々あるからでしょう。
それに、「七人の侍」で超絶クールな武士を演じた宮口精二が、この作品ではモモヒキ姿で寝転がったり暑がったり。そんなふつうのオッサン姿が魅力的でした。
で、物語はようやく終盤に動きますが、ここから先はむしろ雑な印象があります。追跡はすぐにバレそうな距離だし、一旦見失っても奇跡的に再発見するし、それまで一緒にかんばってきた宮口精二は急に出てこなくなるし。あくまでも「張込み」の様子を描くのが主で、その後の逮捕劇はオマケみたいなものですかね。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-08-13 02:03:28)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.39点
作品の点数分布
013.57%
100.00%
200.00%
313.57%
413.57%
5414.29%
6414.29%
7932.14%
8725.00%
913.57%
1000.00%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 51.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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