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白い恐怖(1945) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白い恐怖(1945)
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1951-11-02
ジャンルドラマ,サスペンス,医学もの,モノクロ映画,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
ミルクとか、ピストルとか、いきなりダリな世界観とか、別の意味でスキーのシーンとか、いろいろ楽しませてもらいましたが、秀逸は後半のヒロインと師匠とのやりとりかなと。感情か理性か、愛か科学かという二律背反は、今日でもさまざま場面で問題になります。本来なら理性と科学が勝利すべきところですが、感情と愛にゴリ押しされるのが世のならい。たいていはそれで墓穴を掘って理性と科学に立ち戻るのですが、この作品ではゴリ押しが正解だったようです。まあイングリッド・バーグマンにあれほど間近で迫られたら、拒否できる男はまずいないでしょう。「女は愛を知ると能力が落ちる」なんていう、今日なら一発でクビが飛ぶような発言もありましたが、そこはご愛嬌ということで。
ただし前半、テーブルクロスにフォークで線を描く場面は、グレゴリー・ペックならずとも「えっ?」となるはず。お前の衛生観念はどうなっているんだと。当時はコロナがなくてよかったね。
 
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-15 03:55:20)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 6.43点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
312.27%
412.27%
5715.91%
61329.55%
71534.09%
8613.64%
900.00%
1012.27%
作品の標準偏差 1.23
このレビューの偏差値 53.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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