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熱いトタン屋根の猫 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 熱いトタン屋根の猫
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1959-04-07
ジャンルドラマ,同性愛もの,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
末期ガンの父、財産狙いの長男夫婦、アル中の次男なんて、到底想定できない家族設定だけど、「人間を描こうとする時は、極限状態でなければ駄目なのね」と痛感。親父も決して守銭奴という訳ではなく、至って好漢である。ただ、人生の成功者に有りがちな物質的な豊かさの中で、精神的な愛を見失っていたのだ。死を目前にして子育ての間違いを息子から突きつけられ、虚しさも相当なものであっただろう。親父を演じた役者も血色の良い太った末期ガン患者という違和感を除けば、その演技力は凄まじいものがあった。この家は一見バラバラだけど、根は良識人の集まりである。家庭内暴力やネグレクトといった現代が抱える家庭問題に比べると、まだ救いがあった気がする。
やすたろさん 7点(2005-02-04 23:10:01)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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3310.00%
426.67%
5620.00%
6723.33%
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913.33%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 53.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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