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或る夜の出来事 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 或る夜の出来事
製作国
上映時間105分
ジャンルコメディ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
心理描写が実に巧みで、監督の演出さすがに上手いなーと唸らされる(フランク・キャプラはアカデミー監督賞3度獲得の名匠)。わがまま娘のエリーが一人ぼっちになってオロオロするシーンや神妙にニンジンを食べるシーンは、ピーターへの心の距離が縮まっていることを如実に語る。最後の1泊をねだるあたり、エリーの切なさ爆発である。そして、クラーク・ゲーブルが最高の二枚目半を演じてみせた。機転の利いた長セリフも楽しく、特にヒッチハイクのシーンでのコミカルさは見事に尽きる。公開当時もきっと映画館中が大爆笑だっただろうな。『風と共に去りぬ』のレッド・バトラーのイメージしかないので、かえって新鮮だった。こんな古い時代に最上級のロードムービー作品がここにあった。
やすたろさん 9点(2004-03-11 21:50:15)
その他情報
作品のレビュー数 124件
作品の平均点 7.78点
作品の点数分布
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210.81%
321.61%
432.42%
575.65%
697.26%
72520.16%
82822.58%
93326.61%
101612.90%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 54.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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