| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 前作の予想外の(個人的には...)大ヒットを受けてのPARTⅡということで作り手側には想像以上のプレッシャーがあったにちがいない。スタッフ&キャストの熱い思いは十分伝わってくるのだが...。まず話の構成がワン・パータンなのが気になった。オープニングに伏線を残し、複数の事件が重なり合い、仲間が危機に陥る。これって前作と同じパターンだよ。また、前作には「天国と地獄」へのオマージュが(いや、パロディと言うべきか?)あったが、今作は「●●の●●●」を引用している。新キャラとして女性官吏官が登場するが(真矢みき好演というか、柄でハマッたような気もする)、あの描き方では全国の女性管理職から抗議を受けてもおかしくないような印象が残った。ただ去り際の彼女の表情に注目。あの意味は?さらに、劇中起る2度の偶然には許し難いものがある。偶然ばかりが起るのはTVドラマらしいと言えばらしいのだが、やはりここら辺がTVの映画化の限界なのだろうか。僅か2時間20分ほどの中で、無理にでも主要キャラたちにそれぞれ役割を与え、無理にでも映画らしいスケールで設定し、誰もが満足でる作品なんて不可能なのだろうか。散々腐しておきながらも、私は本シリーズの大ファンなので点数は甘いのさ。ところで、例の「都知事と同じ名前の....」が使えなくなったので、「石原」と名乗る新キャラが登場すると予想していたのだか外れたね
【nizam】さん 7点(2003-12-19 18:10:13)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |