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怒りの葡萄 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 怒りの葡萄
製作国
上映時間123分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画の捉え方には、何通りかあると思えました。富裕層と貧困層の話であり、民主主義の話であり、労働組合の成り立ちの話でもあります。特に富裕層と貧困層の話は、現在の社会に通ずる部分があります。いつの時代も失業者を生み出すのは、産業の発展が絡んでいるのです。チャップリンですら、この映画ができる何年か前に「モダン・タイムス」で警告を発していました。現在の不況では大きく取り沙汰されていませんが、証券会社の破綻の根底には、技術の進歩に伴う人手の不必要さ、ということがあると思えてなりません。この時代に見たのでこんな感想を持ちましたが、景気のいいときに見ていたら、また違った感想になるのでしょう。明るいテーマの映画ではないので、繰り返し見たいとは思えませんでした。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-03-14 23:39:33)
その他情報
作品のレビュー数 40件
作品の平均点 7.03点
作品の点数分布
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8512.50%
937.50%
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作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 42.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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