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アイデン&ティティ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アイデン&ティティ
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2003-12-20
ジャンルドラマ,青春もの,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 人が大人になるときに、捨てるものがロックなのか。誰もが通過する夢と現実を描いたほろ苦い青春映画に仕上がっていると思います。ただこういう夢追い系映画はやっぱり男性のもので、男性より早く大人になってしまう女性には共感しづらいものなのかなとも思いますが。岸部四郎のデスクの上にあった若いころの写真とタンバリンには爆笑してしまいました。彼はタイガース時代楽器が演奏できないためタンバリンを叩いていただけだったそうです。本棚にはゴルゴ13がぎっしりあったり、こういうところでもニヤリとさせてくれます。最後の生放送のライブのシーンで自分のやりたいことをやらせてもらえないからと言って暴走するシーンがあるのですが、昔の自分だったら、自由に演奏させない大人たちを困らせる暴走に共感したのであろうが、今の視点から見ると「困ったことしてるな、仕事なんだから言われたとおりにやれよ」と思ってしまう。そう考えてしまうことに「ああ、俺もオッサンになってしまったんだな」と妙に悲しくなってしまいました。
バチケンさん 7点(2004-10-08 09:59:39)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 52件
作品の平均点 5.69点
作品の点数分布
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223.85%
3713.46%
459.62%
5917.31%
6815.38%
71121.15%
8917.31%
911.92%
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作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 53.88
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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