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《ネタバレ》 【恋敵がいると知るや あっさりと譲ってしまう潔さ まだまだ独身時代は続くよ 塾長篇。今回のマドンナ:樋口可南子さん。】
おばあちゃんの死に目を看取ってマドンナ若菜さんに感謝をされる寅次郎さんですが、ちょっとあそこ思い返してみましょう。実は寅次郎は何もしちゃいない。おばあちゃんがスッ転んだのを横目にしながら、慌てて抱き起こしに行ったのはツレのほうのポンシュウだ。そして家まで送るという優しいふりした体でありながら荷物を持って運んでいたのもポンシュウだ。そしておばあちゃんの前で唄って踊っておばあちゃんを心底楽しませていたのもポンシュウだ。一体何をしてんだ寅次郎さんは。救急車を呼べと言われて 結果、救急車を呼んでいたのもポンシュウだ。だとしたなら、その後を察するに、おばあちゃんに人工呼吸を施したのもポンシュウなんかしれんし、村の者に通達し坊主呼びに走ったのもポンシュウかもしれん。(あっ 坊主じゃないな カトリックだから神父だな 坊主呼んできてしまったなら大変だ ^^;) そんな今回の寅次郎さんでしたが、話は一応面白かった。冴えない一青年を見下した態度は貫禄だというか否かは別として、なんだかんだで常に偉そうな態度だったからどうのこうという問題も別にして、話はしっかりしていました。馬鹿らしかった後半部分の平田満さんの迷走を除いては。 しかし、あの顔であの格好でお行儀良くリフトに乗って昇って下ってワアワア叫びながら終わるというラストは嫌いじゃなかった 結構好きでした。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-06-23 21:33:46)
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