Menu
 > 作品
 > オ行
 > 男はつらいよ 寅次郎物語
 > 3737さんのレビュー
男はつらいよ 寅次郎物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男はつらいよ 寅次郎物語
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1987-12-26
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの,TVの映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 【秀吉のマドンナ探す旅。だけど、寅のマドンナは五月みどりのほうじゃなくてよ ちゃんと若いほうだよ 秋吉久美子さん。五月みどりさん、この時、48。秋吉久美子さん、この時、33。】 

満男に裏ビデオを勧める源公や、交番の前をうろつくホームレス。それをハエのように追い払う一警官。そして背中一面に般若の刺青入れた極道もんだという般若のマサという男の説明、酒・女・博打に溺れ借金まみれだったというマサという男の説明、挙げ句、妻の髪の毛を鷲掴みにしてブン回すほどの今でいうDV男であったというマサという男の説明。 
満男にエロを勧める源公の姿は要らなかった。ホームレスを追い払う警官の姿は要らなかった。生々しいDV男の説明は要らなかった。惜しく思う。
ついでに言わせてもらえば、五月みどり演ずるお母さんの登場シーンと息子との再会シーンにおいて、その演技や演出や撮り方にかなりシラけたものを感じてしまった。引っ張りに引っ張って母親出してきた挙げ句に これかいな てな感じに思えてしまった。だから締まり悪い。 
ただ、厳しい意見は述べさせていただきましたが、全体的には嫌いではなかった今回作。
マドンナについては、今回、マドンナというほどの出演時間ではなかったですが、一晩一昼限りの出会いと馴れ合いながら、隆子を演じた秋吉久美子の存在が暖かくもあり淋しくもあり、寅との相性の方も良さげですごくよかった。少なくとも彼は、あわよくば隆子と秀吉と三人で暮らす事などシュミレーションしていた瞬間もあったわけなだし、「父さん」~「母さん」と呼び合う姿がひじょうに心地良かった。それだけに惜しい出会いであったと思ってしまいましたね 寂しい別れです。そして寂しいといえばですよ、美保純さん。今回でお役ゴメンとなってしまったようです こちらもすごく寂しい(ほんとに心底寂しく感じる) さようならです あけみさん。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-07-24 21:08:50)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 6.86点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
529.09%
6836.36%
7731.82%
829.09%
929.09%
1014.55%
作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 57.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
男はつらいよ 寅次郎物語のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS