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《ネタバレ》 ボイスとあまり変わりない気がする。進歩がない。この監督の作品には今後興味は持てない。飛び降り自殺多発の謎を怪奇現象の対象とし、それをウリにするのならば、飛び降りシーンの映像事態に何らかの趣向をこらさなくてはならないんではないのか? 単に飛び降りようとする人間を映し出し、次の瞬間にはもう死んだ事になってしまってる。そこに映像的工夫は全くない。要するに飛び降りかけた瞬間までは映すのに その後は映さないという事は、あの下にはマットが敷いてあってということ丸解りですやん。そんなん興醒め。ダメな出来。 また、役者陣にも評価を下すなら、車椅子少女のチャン・ヒジンの演技は唯一よく出来ていたほうだと思える。ただし、引きこもり主人公のコ・ソヨンの演技は微妙で地味だし、なんかよろしくない。楽しみにしていた笛木優子は綺麗すぎるが為に 幽霊としての怖さが全くといっていいほど無い。でもそれは全て監督が責任をとるべき問題。笛木優子に罪は無い。もう、とにかく今回がっかり。もう、アン・ビョンギ監督の作品だけは今後絶対に観ない、観れない、楽しめない。 結果としては、同名タイトルのヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチのアパートメントにするか、こちらにするか迷った末に こちらのアパートメントを選択してしまったバカな俺。まるで貧乏クジを引いてしまったようで損な気分。なんかこのまま7階の窓から飛び降りたくなってしまったかも。ちょっと欝。
【3737】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-04-10 22:01:47)
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