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籠の中の乙女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 籠の中の乙女
製作国ギリシア
上映時間94分
劇場公開日 2012-08-18
ジャンルドラマ
レビュー情報
《ネタバレ》 異様な育て方の果てに闇を見た。そして最後まで見終えた今に至り、唐突にもここで自論を展開させてもらいたいのですが、
結論から言わせてもらうと あの長女・次女・長男はあの夫婦の実の子供ではないのだろうなということだ。
なぜなら、あの暴君夫は長男の性処理の相手に姉妹のどちらかを選ばせた。
ということはつまり、近親相姦をさせてしまう暴挙に至ったわけであり、姉弟間の関係と家族平和の良識というバランスを考えるとそれを平然と崩してしまったということに血の繋がりの無さを感じてしまった。
そもそも、我が子1の性処理に我が子2を投じさせるなんてとても血の通った人間の出来る事ではないだろうということからだ。

そして思い返してみてみると そういえばというような決定的なセリフがあった事も事実です。
それは夜の夫婦間による会話です。
後日、あの夫婦は双子と犬を一匹産むと発表しました。
犬を生む? 犬を買うなり貰うなりしてくる事に対して産むという?
そして問題点は双子です。
なぜなら、ご存知の通りで双子なんて夫婦間で話し合って容易く出来るものではないものだ しかもあの夫婦は「女の子と男の子がいい」という女房の意見に対して暴君夫は「男の子と男の子じゃなくていいんだな」とかいう確認作業まで行なった。しかも「三つ子じゃなくてもいいんだな」とかいう確認作業まで行なった。
だとすると、ここはどう解釈しても子作りに対する夢や希望を語っているワケではないだろう ましてや冗談などかましているわけではないだろう。
ということは、つまり、極端に言うなら明日にでも明後日にでも あの家に犬や双子がいたとしてもおかしくないということだ。
ということは、つまりは人身売買?によって子供を調達してくるのではないのかという思いに達する。
だとしたなら、現状の長女・次女・長男? すべてじゃないにしても彼女・彼らだって実は物心無き頃に何処かからか連れてこられた子供たちであったという見方が出来ないこともないのであり、悪く言えば、あの暴君のことだ やはり金にモノを言わせて もしや?闇市で買ってきた子供達じゃないのかね 
だからあんなに愛情の無い育て方をしているのではないかという思いに達する。

ということから、つまり、籠の中なんて生暖かいものではなく 塀の中で育てられた今現在の子供たち 
街中で見かけるごく普通の平和や幸せな世界を与えてもらえていない子供たち 
不憫でならないですよね とても異色過ぎて もしも実在する家庭ならば、その暴君を訴えたくなるほどの問題作であったと感じた。
自分さえよければそれでいいのかという最低の人種であったあの夫。だが、女房のほうも訳あってあの家に拘束された被害者なのだと感じた。

そこで思うことつまり、、クリスティーナ、あなたがあの家族の実態をやんわりとさらし、あの暴君主を告発すべきだ。
とさえ思えた。しかし、そのクリスティーナがビデオデッキでボコボコにされるシーンもかなりの衝撃であった。
衝撃といえば、長女、長女がビデオテープでボッコボコにされてしまうシーン あそこもかなりの衝撃でしたね。
(笑うところではないんだが、ついつい笑けてしまうほどにビックリして衝撃的なシーンだった。)

ところで最後に長男君。人の好みは千差万別とは申しますけども、いくら目を瞑って選んだとはいえ、君は姉の体のほうを選んだワケですね・・(意外)
いくら目を瞑って選んだとはいえ、色白でもち肌ですべすべで相等たわわなおっぱいをしていらっしゃったのは妹:次女のほうなのに、
だけども彼は姉の体のほうを選んでしまわれたんだよね うむ(意外)
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-11 23:07:19)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 5.00点
作品の点数分布
0110.00%
100.00%
2110.00%
3220.00%
400.00%
500.00%
6220.00%
7220.00%
8220.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 2.65
このレビューの偏差値 54.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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