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登場人物が実にシンプルで、シャルロットが演じるマリーの他に姉、そして恋のライバル、ポールにアントワールの4人だけ。と実にあっさりで、尚且つ舞台だって、マリーの部屋か姉の部屋、もしくはポールの部屋かって実にシンプルで、内容的にはTVドラマの延長じゃん。て思えますけども、この映画で素晴らしかったと思えるのは、ずっとカメラワークがシャルロットを追っていた事だと思います。記憶ではシャルロットが登場してなかったシーンは無かったと思います。だから、それに伴って、観てる側の私たちだって、気持ちがポールに行ったり、アントワールに行ったりと、マリー本人の気持ちの揺れを一緒に感じれたのだと思います。また、マリーにしてもポールにしてもアントワールにしても みんながみんな気持ちに駆け引きが一切なく、誰に対しても本音が出ていてストレート。普通、妊娠した、産む、産まないってのはもっとドロドロしたものになろうけど、そこは気持ちが素直な主人公たちなので、3人全てに共感出来ましたね。作品的には、とっても落ち着きのあるシャルロットワールドで、すごくかったるいという言葉が似合いそうな良い出来で。◎。
【3737】さん 9点(2004-01-17 19:31:22)
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