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《ネタバレ》 この作品、評価したい人の気持ちは分かる。分かるし、自分でも惜しい所を突かれた感じがしたんだけど、やっぱ結論としては『迷作』としか言いようがない。ポール・ジアマッティーが心の奥の方へ仕舞い込んだ家族への思いを口にして「救われる」場面はなかなか良かった。でも、心に傷を負った人間の再生の物語にしては、ハズシっぱなしのシャマラン流のギャグとか、どこで感動するんだかどこで笑うんだか、自分の中でギクシャクしっぱなしだった。監督が自ら準主役を務めるわ、ストーリーとは関係ないシニカルな役と台詞はわざわざ入れてるわ、何だろうなあこれ。突然、「ドン!」って大きな音がしたり、何かが視界に飛び込んできて驚かせる「シャマラン流」はしっかりそのまんまでしたが。
【しまうま】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-10-15 03:19:22)
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