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良い映画だった。アメリカのビデオ会社か何かがアンケート調査で選んだアメリカ映画の最高のヒーローがフィンチ弁護士だとか。何かのニュースで見た。フィンチ弁護士はあらゆる暴力的な脅しにも一度も拳すらふるいませんが、勇気がないわけではありません。どこにもいないような超人的なスーパーマンでなく、普通の市民でもある。だけど、誰にもできるはずなのに、なかなかできない、勇気ある行動で子供たちに正しい行いを示そうとする。今の時代に移して、似たような状況でフィンチ弁護士のような行動を取れる人がどれくらいいるだろう。個人的には、つばを吐きかけられて、ハンカチで顔をぬぐっただけで立ち去る場面が良かった。あれを見ても、誰もフィンチ弁護士が腰抜けとは思わない。もっと古くさい映画かと思ったけど、全然古くさくありませんでした。女の子がかわいかったなあ。ハムのかぶりもののシーン、大笑いしました。それと、全盛期のグレゴリー・ペックと共演してるとは、ロバート・デュバル、恐るべし、です。結構好きなバイプレーヤーです。
【しまうま】さん 10点(2003-12-24 03:07:48)
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