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《ネタバレ》 大学出たばっかりの会社の新人の女性社員が「いま、会いにゆきます」を見て号泣したというので、うっかり、「ああ、あのマンガみたいな映画ね」と言って顰蹙をかってしまった。その子が「『黄泉がえり』を見てください。絶対に感動しますよ」と言い張るので見てみました。で、翌日。「要するにあれだな。あの、手に刺青のある男女の宇宙人が、死んだ人間を生き返らせたら感情がどう変化するかという実験をやったんだな。あのコンサートはつまり、『第3種接近遭遇』なわけだ。あの聴衆はあの後、宇宙船でさらわれちゃったんじゃないの?『惑星ソラリス』と最近見た『フォーガットン』を足して2で割ったような佳作のSFだよね?」と言ったら、二度と口をきいてくれなくなりました。「熊本?が舞台なのに、脇役以外はどうしてほとんど全員が標準語しゃべってるの?」とは聞けませんでした…。ここからは真面目な私見ですが、ファンタジーだから、細かい突っ込みはなしで見るべきだ、というのは私には分かりません。細かい、さりげないリアリティの積み重ねが「現実にはありえないファンタジー」に説得力を持たせるように思うんですが…。
【しまうま】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-07-19 11:13:16)(笑:1票)
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