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真実のマレーネ・ディートリッヒ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 真実のマレーネ・ディートリッヒ
製作国仏,米
上映時間105分
劇場公開日 2003-11-08
ジャンルドキュメンタリー,伝記もの
レビュー情報
《ネタバレ》  久々に「心に染みた」映画でした。ナチに反発し、故郷を捨てたディートリッヒがベルリンに落とす爆弾を作るために戦時国債を宣伝する姿、終戦後のベルリンで母親と再会する声、戦地へ恋人のジャン・ギャバンを追いかけていくくだり、すぐれた反戦映画でもあり、恋愛映画でもあり、音楽映画でもあると思いました。美しく、強かったディートリッヒの鮮烈な生き様に感動しました。戦後、ドイツ公演で唾を吐きかけられるエピソードは映画を見ている者ですら胸をえぐられるように悲しい。また、盛大ではなかった葬式にハリウッド関係者の姿がなかったことも。しかし、死後、やっとディートリッヒは故郷に迎えられる。そのエピソードがナレーションで語られる時、小さな映画館は泣いている観客の鼻をすする音だらけでした。ドキュメンタリー仕立てなので、普通の映画ではありませんが、ディートリッヒの人生がまるで映画のようにドラマチックなので、どんどん引き込まれます。帰りに思わず「モロッコ」を借りました。白黒の画面の中のディートリッヒはやはりとてもきれいな人でした。
しまうまさん 10点(2003-12-18 17:08:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 6件
作品の平均点 7.83点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 62.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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