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《ネタバレ》 ボケタ母親が最後に「どなたでしたか?」と宮沢に問う。
泣きながら宮沢はいう。「幼なじみです」と。 最初はなんで「妻です」と言わなかったんだろう。 妻ですといってくれれば数倍泣けたのにと思いました。しかし、 それは間違っていた。母親がボケタのをいいことに「願望ウソ」をつくのは彼女らしくない。2回見て監督の真意がわかった。 あそこはあのセリフじゃなければだめだ。 妻ですと喉の奥まで出かかってるのに、やはり幼なじみですとしか いえない彼女のせつない心情に気付き私は再度震え涙しました。 そしてあのセリフにしてくれたことに私は監督に感謝する。 ああ・・しかし、監督・・・男はつらいよばかりじゃなく こういういろんな映画を作って欲しかった。紛れもない日本が誇れる名作。 【うさぎ】さん 9点(2004-02-05 21:58:01)
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