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わるいやつら のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 わるいやつら
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1980-06-28
ジャンルサスペンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 槙村(松坂)が初めて東京へ出たときは身がすくむほど怖かったと言ったのは、恐らく本当だろう。それがほどなくして男たちを手玉にとるまでにたくましくなったという点では、確かに群を抜いた魔性の女だ。しかも数ある悪女のうち彼女だけが、男を最後まで信用していない。なびくかと思えばはねのける、打算に満ちたカルメンだ。だから、下見沢がホセの如く彼女を刺殺するというラストに落ち着くのだろう。(冒頭で槙村が男に殴られるシーンがあったが、あれが彼女の本性を暴く最大の暗喩だったとは!)しかし、策謀は女性の方が数段上手なのに、あれよあれよという間に、数人もいっぺんに敵に回した戸谷は哀れという他はない。一旦男に愛想がつきた女の経済感覚は、決してみくびれないものだ。
tonyさん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 22:49:49)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 5.21点
作品の点数分布
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100.00%
2210.53%
315.26%
4421.05%
5315.79%
6315.79%
7526.32%
815.26%
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作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 55.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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