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《ネタバレ》 難解すぎて全然意味が分からなかった、と伯母が言っていたが、上演が始まって、はや15分もすると私は吹き出しそうになった。この映画、2時間40分もあるのに、ここら辺ですでにワケ分からなくなってしまったに違いない。さらに30分、1時間・・・ と、経過したころには、恐らく彼女はすでに何を見ても、誰の台詞も、全く理解できなかったはず。あれは飛躍なんてものではなくて、ぶっちぎりのフライングでしょう。トムは、熟年男性の魅力をほとんど出せてなかった。無理もないでしょう、状況を説明するだけで精いっぱい、とにかく早口でしゃべる、しゃべる、で、彼の助言をする学者が合いの手を入れる、入れる、このスピード、三谷幸喜氏が脚本を書いたんじゃないかと疑いたくなる。オードリー・トトゥも色っぽくなくて、存在感が薄い。でも彼女も無理ない。トライアスロンみたいに舞台がくるくる変わっちゃ、トムと恋心を暖めるヒマなんてないでしょう。移動したら次っ、到着したらこっち! いや、ここは危なかった、あっちゃ行けっ!! つまり焦りまくりのすごろくゲームで当然コマが上がってしまえばジ・エンド・・・・・・こんなことって・・・・・・
【tony】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-03 23:08:02)
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