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《ネタバレ》 昔夢に見るほど好きだったアニメだけに、この点数をつけるのは胸が痛いが、学生時代に夢中で見たこの作品を改めて見直して、愕然とした。挿入歌が全て演歌に聞こえる! キャラの誰もかれもが大真面目に純粋すぎて、テレが入ってまともに画面を見ていられない。 石ノ森章太郎や横山光輝のヒーローは優等生タイプが多いので、大人になってから見ると、いい意味での毒気がなさすぎてもの足りない。(むしろ悪魔の血が混じってるやんちゃタイプのデビルマンが、今見るとすごく新鮮) 子供と大人の視点でこれだけ感じ方が変わるんだなぁと痛感した作品だった。さらに、当時は全く思いもよらなかったが、紫を基調とした009とタマラのポスターを見ると、タマラが「竜神沼」の少女とだぶって仕方がない。彼女の神秘的ではかなげな、かげろうのような存在感は、もしかしたらそこからきているのかも。
【tony】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2012-10-29 23:14:52)
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