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おくりびと のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おくりびと
製作国
上映時間130分
劇場公開日 2008-09-13
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
《ネタバレ》 小林秀雄の「秩序なく泣いては、人と悲しみを分かつことができない。人に悲しみをよく感じて貰うことができないからだ。悲しみの中にあって、悲しみを救う工夫が礼なのだ。」という言葉を思い出した。時代や宗教、風土、文化によってさまざまな葬祭の形があっても、「礼」についてはどんな葬祭も共通だ。この映画の納棺師たちはそれを知っている。「礼」はとても大切なものだからとても大事に取り扱う。だから列席者は悲しみを分かつことができるのだ。だからこの映画の観客も悲しみを感じることができるのだ。この映画はよくできた作品だし、着想も面白く素直に楽しめる。ただ、劇中で広末涼子演じる妻が「穢らわしい!」と叫ぶところでは、驚くとともにかなり引いた。「へえそんなふうに感じる人がいるのか」という驚きと、「穢らわしい!」なんて時代錯誤的なセリフ(を発する心性)に引いた。そこまで嫌か?
veryautumnさん [映画館(邦画)] 8点(2008-09-27 04:14:34)
その他情報
作品のレビュー数 232件
作品の平均点 7.05点
作品の点数分布
000.00%
110.43%
210.43%
352.16%
4104.31%
5166.90%
64720.26%
75222.41%
85624.14%
93715.95%
1073.02%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 53.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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