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軽妙で口あたり爽やか、にもかかわらずどっしりした風格のようなものを感じるのは、脇役も含めた俳優陣のうまさなんでしょう。ポール・ニューマンの登場シーンにはひっくり返ってしまいました。ただひとつ残念なのは、この復讐劇を敢行する必然性の説明が弱かったこと。これだけのクセ者を一瞬にして集められるのならば、わざわざここまで趣向を凝らさなくても乗っ取れるのではないかと思いました。やはり登場人物を後押しする形で楽しむ映画は、この部分が弱いというのは物足りない気持ちがします。
【神谷玄次郎】さん 8点(2004-01-09 22:13:25)
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