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マルサの女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マルサの女
製作国
上映時間127分
ジャンルドラマ,サスペンス,コメディ,シリーズもの,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 伊丹十三監督が自らの趣味の悪さをぐーっとおさえて、硬派なハードボイルド調に仕上げているところが成功につながったと思う。題材が興味を引くだけではなく、シナリオもシンプルでテンポよく、オープニングの観客をギョッとさせる掴み(そういえば、前作「タンポポ」では、ラストで赤ちゃんがオッパイを飲むシーンがあり、この映画ではおじいちゃんがオッパイを飲むシーンで始まる(笑))、ワクワクする本多俊之の音楽もあいまって、とてもスリリングな映画だった。色使いも原色ツートンにこだわっていてワンシーンワンシーンが印象的。人物の対比も見事で、宮本信子、津川雅彦、山崎努がソファーに座っている場面は、枯山水の庭石を見ているようだった。後半子供がグレてしまう描写にリアリティがなかったのがちょっと残念。
神谷玄次郎さん 9点(2003-12-16 19:10:00)
その他情報
作品のレビュー数 116件
作品の平均点 7.80点
作品の点数分布
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676.03%
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83832.76%
92319.83%
1097.76%
作品の標準偏差 1.21
このレビューの偏差値 58.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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