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蒲田行進曲 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 蒲田行進曲
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1982-10-09
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
スクリーン上の快活さ、馬鹿馬鹿しさのパワーが素直にこちらに伝わってくる、そういう映画でした。この後の日本映画が、ギャグにしても内輪ウケにすぎないものが大半となってしまっていることを考えると、多くの方がおっしゃっているように、この頃が日本映画が元気だった最後の時期かもしれません。風間杜夫と平田満のチームワークが抜群で、安心して威張り、安心して卑屈になっている様子が見て取れました。上記のようなパワーが伝わってきたのも、二人の演技から生舞台に近い熱気を感じたからかもしれません。松坂慶子が非常にチャーミングです。ひとつ残念なのは、中盤の「池田屋階段落ち」出演が決まったところでの平田満の切れっぷり。話からは「階段落ち」がそこまで深刻なこととは感じきれませんでした。「過去に何人死んだ」とか、落ちたらどんなことになる、という説明をもっとエピソードに加えてほしかったように思います。
神谷玄次郎さん 9点(2003-12-25 17:47:00)
その他情報
作品のレビュー数 134件
作品の平均点 7.59点
作品の点数分布
010.75%
110.75%
200.00%
342.99%
410.75%
542.99%
61410.45%
72518.66%
84936.57%
92115.67%
101410.45%
作品の標準偏差 1.73
このレビューの偏差値 54.72
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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