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妖星ゴラス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 妖星ゴラス
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1962-03-21
ジャンルSF,パニックもの,特撮もの,小説の映画化,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 「もし、地球に小惑星がぶつかりそうになったどうしますかあ?」
「はーい、核爆弾仕掛けて木っ端微塵にしまあす」がアメリカくん。「僕はぁ、地球にでっかいロケット付けて小惑星から逃げちゃいます」が日本くん。ともに、性格がよく表れたお答えですね~。
南極の大氷原を埋め尽くす無数のロケットエンジン。そこからいっせいにそそり立つ炎の柱・・・おいおいそんなことしちゃ南極の氷が溶けてエラいことに、などと突っ込んではいけません。これは、科学の進歩がそのまま人類の幸福な未来につながることを信じることができた時代を物語る、貴重な映像モニュメントなのです。科学技術を平和のために使うことで、人類は一つになれる・・・当時、多くの人々が胸に抱いたであろう「希望」を、澄み切った南極の青空のように、ここまで一点の曇りもなく映像化できた円谷英二は、やはり黒澤・小津らと並び立つ、日本映画が世界に誇る「宝」だったとしか言いようがありません。
それと、惑星攻略に向かう宇宙飛行士が、出発前夜に乱痴気騒ぎをするのは、ディープでもアルマゲでもお約束でしたが、そのルーツもこの映画にあります(と、思う)。あの、音頭だかドドンパだかよくわからんあの歌。いいな~あれ。氷川きよしあたりがリメイクで歌ってくれんかしらん。
東京サンダさん 8点(2004-01-22 17:00:52)
その他情報
作品のレビュー数 35件
作品の平均点 6.51点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.48
このレビューの偏差値 56.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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