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平手さんのプロモーション映画。それ以外の何ものでもない。欅坂のMVの延長だと捉えてもらっていいと思います。主人公の傍若無人な行動を、社会や常識に縛られないかっこいい生き方ととるか、イっちゃっているサイコパスととるかが問題になりますが、私は圧倒的に後者なので、主人公に1ミクロンも共感できる部分がありませんでした。台詞ではえらく立派なことを言っていますが、まったく自分でケツを拭けないくせに常に周りを巻き込むという悪癖があり、それでいて屁理屈をかまして白を切る。只々不愉快で迷惑な輩でしかありません。天才でもエキセントリックでもなく病気です。
なにかというとすぐ暴力。言葉の天才であるはずなのに、小説を綴ることができるのだから多少なりとも人間を理解しているだろうに、気に入らないから、言葉で圧倒するのではなくまずぶっとばすというのは如何なものか?キャラ設定がおかしくないかと感じます。ぶっとばされるのも男ばかりでえらく差別的だなぁと。あのいやらしい記者は女にすべきだった。それなら最後絵面も醜くなって多少は面白さが増えたのではないでしょうか?。 笑いも、涙も、感動も何一つなく、頭のおかしい女子高生に振り回されて周りが迷惑を被り、大人が対処できずにおろおろするのを延々と見させられるという割ときつい作品となっております。しかしながら映画としてはコンパクトにまとまっていて飽きることもなくよくできています。面白くないだけで。今回は題材が悪すぎなのが惜しいなと感じました。月川監督の他の作品を見てみたいです。 平手さんはふつう。良くも悪くもない。共演者のみなさんや月川監督は絶賛のコメントでしたが、残念ながら私には言われるほどの何かがあることを感ずることはできませんでした ラストの歌は欅系のいつものやつで、秋元さんもいい加減飽きないのかなと、和音あたりからずーっと同じ。 あと名前だけは知っているけれど演技を見たことがなかった小栗さんや北川さん、柳楽さんを見られたのはよかったです。 【swamizi】さん [映画館(邦画)] 4点(2018-09-19 08:13:56)
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