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17歳のカルテ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 17歳のカルテ
製作国米,独
上映時間127分
劇場公開日 2000-09-02
ジャンルドラマ,医学もの,青春もの,実話もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ジョリーにウィノナが食われてる、という噂を聞いてみたわけですがなかなかどうして!ウィノナのが私はすごいと思いました。ジョリーの役は強烈なキャラなだけあって非常に得な役だし演じやすそうな印象。それよりもウィノナの、繊細で複雑で抑えた演技に賞賛を送る。そして脚本が良く出来ている。女院長?とスザンナの面接シーンが特に秀逸。女院長は「アンビバレンツ」という言葉をきっかけに、自身の問題から逃げつづけているスザンナの心を言い当てる。それまでスザンナも、おそらく観客も「悪」は精神病院であって、先生や看護婦は「無能」だというリサの洗脳に囚われていた。しかし終盤でウーピー演じる看護婦がいうように「リサは8年もここにいる患者」であったのだ。話の全ての鍵は、院長室でのセリフに込められている。ラストはいわゆるハッピーエンドで多少の甘さを感じるものの、これは精神病院の告発映画では無くあくまで青春映画。ハッピーエンドでいいじゃないか。うん。
ロビンさん 8点(2003-12-20 03:51:21)
その他情報
作品のレビュー数 259件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
000.00%
120.77%
210.39%
331.16%
493.47%
53111.97%
64416.99%
76926.64%
85822.39%
9238.88%
10197.34%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 53.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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