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《ネタバレ》 ウィルスがすごい勢いで細胞を破壊していく。感染したらすぐに発病、24時間で死亡。…それなのに、血清のおかげで回復して良かった良かったって…実験で腎臓の細胞がダメージを受けていく様子を映してたし、あちこちから流血。臓器も血管も相当なダメージを受けちゃうわけでしょ。血清でウイルスを撃退できたとしても、肝臓のように自力で再生できない臓器はどうなのよ。あんなスピードで蝕まれていくんだから、気管支がやられて呼吸困難・窒息・脳死、眼をやられて失明、消化管をやられて血液の流出とともに胃液がもれて溶けちゃう、…などなど、後遺症も酷いんじゃないの?せっかくの血清を点滴されても、感染したが最後、生きるか死ぬかの状態は続くはず。 綺麗な顔に戻ったロビーと愛を確認しあってる場合かよ!! 例えば、ロビーの腎臓が機能しなくなって、「一生透析を受けることになるけど、僕が支えてるよ…」とかなんとかがラストシーンだったら、ウィルスを含む未知の物に対する恐怖や、あの町の人々の今後の苦しみ、軍や政府がこの体験を通してどう変わっていくか…等々に思いを馳せることができたのに。緊迫感は楽しめたけど、詰めの甘さで減点。 (専門家じゃないんで、医学的な知識に基づいて書いたわけじゃありません。たぶん、そんなことやあんなことがあるだろ、ってことで)
【日雀】さん 5点(2004-06-01 18:34:03)
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