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アメリカにはハワイにしか行ったことが無いが、「ハリウッド」に何を思うかと考えると、豪華・傲慢・ごちゃごちゃ…である。この作品で、やっぱり「ごちゃごちゃ」なのね~と思ったのだが、物語が進むにつれて、殺人事件に絡む「ごちゃごちゃ」が一本の線につながることよりも&登場人物の私生活がごちゃごちゃなことよりも、画像の背景・セットまでがごちゃごちゃであることが、気になって気になって…セットが不細工なおかげで、ハリソンの影が薄くなったような気がしたくらいだ。あ、ハリソン自身の影が薄くなったのか? ジョッシュ・ハートネットは、若手の中では期待しているのだが、この役では、女性関係がごちゃごちゃしている割に、強烈な個性が無い。そういう役柄だったと言えばそれまでだが、ハリソンともども、ぼんやりした存在にしてしまっていいのか!?笑わせたかったらしい場面では笑えないしよぉ~。1+1が2以上の威力を発揮する作品もある中、この作品は、主役二人を、お互いを相殺しちゃってる。ハリソンもジョッシュも、どちらかと言えば優等生的俳優だと思う。だから、不良じみた相手を合わせた方が…とも想像してみたが、特にハリソンの場合、その優等生ぶりで、相方を潰すかも…結局、ハリソンをキャスティングしたのが蟻の一穴か。
【日雀】さん 2点(2004-09-23 09:36:47)
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