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私の世代とはタイプの違う「教育映画」だねぇ~と思ったんだが、政治の矛盾がおおっぴらに表現されているので、文部科学省が推奨することは無さそう。どこかの原発がど~んと爆発して風に乗って東京汚染にでもなれば、15年後くらいには推奨されるかも。と言っても、映画の中で説明されたことが真実かどうか、私にはさっぱり分からん。たぶん正しいんだろうが。原子力の専門家があんなチャランポランで、素人同然のドライバーに運ばせるってのは、この作品を政治家に提示した場合の攻撃材料を与えることになるし、「あんな専門家はいない」と思わせることで、民衆のその場しのぎの安心感を与えることになり、作品としてのメッセージ性を弱めてるんじゃないだろうか?もっと真面目に、テロの材料にされる方法も、首都ならではの盲点をえぐるようにしたら、小さい会議室の中の風景とのギャップ・恐怖に没頭できたかもしれない。会議室の中だけは面白かったので、ちょっと高め評価で。
【日雀】さん 7点(2004-12-30 08:24:06)(良:1票)
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