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放浪記(1962) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 放浪記(1962)
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1962-09-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画,伝記もの,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
成瀬作品としてより、原作者林芙美子の生き様に感じるものがありました。47年の生涯だったが、自由奔放に生きたけれど、愛に縁の無い貧困と孤独の戦いの日々だったようだ。放浪者という立場は自由で束縛されない反面、安定した安らぎがない。彼女の場合は、運命に身を任せるのではなく、必死に戦いながらの放浪である。花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき。高峰秀子のしゃべり方が上手いですね。置かれた状況を冷静に分析しつつ、自分の気持ちを伝える様子が、まさに女流作家だ。つまりは成瀬が上手いと言うことか。
パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-11 19:02:20)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.94点
作品の点数分布
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415.88%
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6211.76%
7423.53%
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作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 54.62
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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