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猿の惑星:創世記(ジェネシス) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2011-10-07
ジャンルアクション,サスペンス,SF,シリーズもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 猿の惑星シリーズがヒットした要因は、奇抜な発想やストーリーの良さなどが挙げられるが、何といっても人間社会への警告的なメッセージが観る者に響いたことによると思われる。人間の傲慢さ、利己主義、闘争的本能などを皮肉を込めて批判している点が、娯楽的な面と相まって、ヒットした大きな要因である。その点、この作品には、その良き伝統が引き継がれていない。と言うか、弱い。猿の知能が人間並みになった謎解きと、後半の派手なアクションに終始しているので、観終わって感じるのは、シリーズの示唆に富んだ深い余韻ではなく、なーるほどという納得感になっている点が痛い。とは言え、評価すべき点がない訳ではない。それは、こうしたシリーズ物の新しい方向性を示した点である。アイデア次第では、完結しているようなシリーズでも、続編を作ることができる事を証明した点は、賞賛に値する。単なるリメイクではなく、こうした別の形のリスペクトは、シリーズのファンとしても嬉しいものだ。
パセリセージさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 22:14:05)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 127件
作品の平均点 6.57点
作品の点数分布
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100.00%
210.79%
332.36%
475.51%
51511.81%
63124.41%
73325.98%
83023.62%
964.72%
1010.79%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 52.02
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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