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評決 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 評決
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1983-03-19
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 これは好きな作品です。この物語の中心的役割を担っている教会、医者そして弁護士という職業は、人々の苦痛をある意味商売にしている。肉体的や精神的な苦痛を取り除き、和らげてくれることで、頼りにされ尊敬を集めるような立派な人は当然多いんでしょうが、中には、強い立場を利用して、お金や名誉に気持ちが偏ってしまっている連中がいるのも事実。彼らを頼らざるを得ない弱い立場の人が被害を被る場合もあり、この現実を、ルメットが旨く突いています。酔っ払いの落ちぶれた役は、ニューマンの得意とするところ。時々見せる、正義に対する期待と信頼の表情が泣かせます。最終弁論のセリフは胸に迫ります。そして、S・ランブリングが、影のある妖しい魅力で花を添えます。余韻を引きずるラストも、二人の立場と気持ちを対比させ、無難なハッピーエンドにしていないのが、また良い感じです。
パセリセージさん [映画館(字幕)] 10点(2004-12-11 17:49:26)
その他情報
作品のレビュー数 79件
作品の平均点 7.24点
作品の点数分布
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72329.11%
82329.11%
9911.39%
1033.80%
作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 65.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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