Menu
 > 作品
 > オ行
 > おかあさん(1952)
 > パセリセージさんのレビュー
おかあさん(1952) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 おかあさん(1952)
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1952-06-12
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
田中絹代が時々見せる、言葉がなく目線だけによる演技が絶妙です。その、数秒の間に、悲しみや不安、時には、あきらめや納得が伝わってきます。息子と夫に先立たれ、末っ子を養子に出し、いずれは長女も嫁いでいくだろう。あるいは、あの時代このような母親が多くいたのかもしれない。つい、自分の母や祖母はどうだったのかと考えてしまう。最後の長女の「お母さん、あなたは幸せですか」という問いに何と答えるのだろう。その長女が見つめる中、預かっている妹の息子と布団のうえで相撲をとりたわむれる。母は強く悲しく美しい。
パセリセージさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-23 00:09:50)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 29件
作品の平均点 8.07点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6517.24%
7517.24%
8827.59%
9517.24%
10620.69%
作品の標準偏差 1.36
このレビューの偏差値 49.63
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
おかあさん(1952)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS