タイトル名	愚か者の船
製作国	米
上映時間	149分
劇場公開日	1966-10-05
ジャンル	ドラマ,モノクロ映画,小説の映画化

通常、カメラワークなんかは気にしないのですが、本作品はやはり注目してしまいました。なるほど、これが名人芸ですか。１９３３年の設定なので、その後の運命を知らない登場人物達の言動ではあるのだが、その後の世界情勢を知っている観客がどんな印象を持つかまで計算しているように感じました。この愚か者達は、私達自身の姿でもあるのでしょうね。印象に残ったのは、外角のカーブが打てなかった野球選手とやはり伯爵夫人と医官の悲恋エピソードですね。ユダヤ人の立場とジプシーの強かさには歴史の重みを感じた。

作品のレビュー数	17件
作品の平均点	7.12点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 0 0.00％ 4 2 11.76％ 5 0 0.00％ 6 3 17.65％ 7 4 23.53％ 8 5 29.41％ 9 3 17.65％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.49
このレビューの偏差値	58.47 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値