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《ネタバレ》 衣装は豪華ですが、現代劇っぽかったなっていう感じ。
物腰もだけど言葉遣いがとっても今風~。 アンの母エリザベスはヘンリーの愛人だったとも言われている人だから、 多少率直なものいいもしたのかなぁとか思いますけど、 史劇としてみるには登場人物にリアリティがない。 知性派ナタリーはアンが似合うけど、あまり感情移入も出来ないのでただただ哀れ。 今までよく見られた『悲劇の王妃』ではなく野心の塊だけど、 それを維持できなかったのが弱さかな。 たいする妹役がスカーレット。ほわーんとしたやさしい表情が似合っていました。 旦那はどこへ行ったんだろ(笑) ヘンリーはエリック・バナ。 女好きで気分屋なのはいいと思いますが もうちょっと人間的深みのある描写がほしかったです。 アンの処刑の際に、彼が斬首の名手を わざわざ外国から呼び寄せたという史実のエピソードとか せっかく映画にするのだから入れればいいのに! 確かに残虐な暴君だけどこれじゃただの小心者っぽいよ(笑) 王妃キャサリンの女優さんも気品があってよかった。 でも王がアンからジェーン・シーモアへ心変わりする時に ジェーンが全然出てこなかったのは少し残念。 アンと正反対の癒し系のキャラクターが見れたら面白かったのにな。 この映画、歴史モノと思わずに 旬の女優のメロドラマとしてみればもっと楽しめるのかもしれません。 『エリザベス』、『恋に落ちたシェイクスピア』や『王妃マルゴ』等の 同時代モノ傑作と比べてはいけません(^^;) 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-11 20:05:45)(良:2票)
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