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フロム・ダスク・ティル・ドーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フロム・ダスク・ティル・ドーン
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1996-06-15
ジャンルアクション,ホラー,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 前半は、良質なサスペンス。善良な親子がとつぜん凶悪犯に目をつけられてしまい、人質になりながら国外逃亡を無理やり手伝わされる。
果たして親子は途中で殺されてしまわないか、仮に成功したとして無事に解放されるのか。先を読めない展開に目が離せない。
子供を守ろうとする父親(H.カイテル)と、イカれた犯罪者兄弟(クルーニー、タランティーノ)の熱演、掛け合いがすばらしい。
しかし後半は、話の趣が完全に一転する。人々が唐突に吸血鬼・モンスター化していき、ハチャメチャの殺しあいをするSFスプラッタホラー。

後半部分が非常につまらない。アクション、メイク、展開、すべてがチャチ。血しぶきや内臓が激しく飛び散るが、コミカルなメイクとノリのせいでグロくも怖くもない。
カイテルとクルーニーの熱演は後半部分でも素晴らしいが、逆に存在が浮いてしまっていた。

フィクションとはいえ、親子の命運がどうなるかハラハラして前半観ていたのに、SFになった途端どうでもよくなる。
途中からSFホラーになるような前兆は途中までまったく感じさせなかったが、ホラー好きが満足するような味変でもないので、斬新とも思わなかった。

史上最低映画と評される『死霊の盆踊り』でさえ見どころがあるだけにレビューしたら1点はつけると思うが、
この映画は前半の見どころ(ストーリー)を後半で完全に打ち消してしまったので、それ以下だと思う。
前半が8点、後半はマイナス8点。結果的に2時間が無駄になった。

20年近くJTNEWSでレビューしていなかったが、これは投票所に行かなくてはと思わされた内容だった。
九寨溝さん [インターネット(字幕)] 0点(2024-01-03 19:18:20)
その他情報
作品のレビュー数 207件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
031.45%
152.42%
241.93%
383.86%
483.86%
5188.70%
63215.46%
74823.19%
83918.84%
92110.14%
102110.14%
作品の標準偏差 2.23
このレビューの偏差値 36.43
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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