Menu
 > 作品
 > ニ行
 > 日本のいちばん長い日(1967)
 > monteprinceさんのレビュー
日本のいちばん長い日(1967) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 日本のいちばん長い日(1967)
製作国
上映時間157分
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,モノクロ映画,犯罪もの,政治もの,歴史もの,実話もの
レビュー情報
昔一度観て面白かった記憶がある。最近原作が大宅壮一編から半藤一利著に変更されたらしいが、そのおかげで偶然読む機会を得た。あまりの面白さに、さて映画ではどうなっていたのだろうと確認したく大急ぎでレンタル屋に走った。良い。これだけの大作、最良の時期であろう岡本喜八が丹念に映像化しており、この劇的な史実に余分な脚色を加えていないことが逆にとても好感。それにしても東宝35周年記念作ということで、豪華出演陣に舌を巻く。中でも阿南大将が乗り移ったかのような三船敏郎の圧倒的存在感に絶句。ついでながら、その時代まで邦画を支えてきた黒澤組の三船と小津組の笠が対峙する場面は妙に感慨深い。展開としては日本版元祖「24」。深遠な史実の内容にはここでは触れないが、もしこの映画を観る方は新たに判明した事実を加えた本を読んでからが絶対にお薦め。
monteprinceさん [DVD(邦画)] 9点(2007-03-13 22:23:22)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 99件
作品の平均点 8.27点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.01%
300.00%
400.00%
544.04%
611.01%
71818.18%
82929.29%
92727.27%
101919.19%
作品の標準偏差 1.38
このレビューの偏差値 53.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
日本のいちばん長い日(1967)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS