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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
製作国英,米
上映時間93分
劇場公開日 1964-10-06
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,コメディ,戦争もの,モノクロ映画,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 この映画の最たる“黒い”おかしみは、1.1人の軍人の行動が分断されていた2国に共通の利害を生み、結果としてその関係を改善させている点、2.しかし最終的にその行動の前に2国は無力に陥り、数十年に及んだ冷戦の歴史が数時間のうちに世界の終焉に至る点、3.そして本作が世界を核戦争一歩手前まで追い込んだキューバ危機の翌年に製作されている点、の3点にあるように思う。ピーター・セラーズの1人3役には当初全く気づかず。Dr. Strangeloveの英語訛りは演技とは思えない。。。映画史に残る怪演でしょう。(余談だが、彼の名前は“全面核戦争推進論者”という意味で一般名詞化している。)ポスト冷戦と言われながらも独裁国家やテロリズムによって緊迫の色を隠せない今、手放しで笑えないのが怖い。キューブリックが逆説的に思い描いたであろう世界に思いを馳せた。
nothing-to-loseさん 9点(2004-03-19 09:50:24)
その他情報
作品のレビュー数 300件
作品の平均点 7.69点
作品の点数分布
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120.67%
241.33%
341.33%
493.00%
5217.00%
6237.67%
74715.67%
88327.67%
95618.67%
105117.00%
作品の標準偏差 1.87
このレビューの偏差値 53.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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