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砂と霧の家 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 砂と霧の家
製作国
上映時間126分
劇場公開日 2004-11-06
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 作者の意図がどうであれ、この作品の中で大きな存在感を示しているのは「大佐」の一家だろう。あの革命で祖国を追われた一家だが、異国の地で大佐は、屈辱的な仕事に絶え、残された財産を運用しながら家族を必死に守ろうとしている。そういう大佐とその家族にとって、この家は将来の生存をかけたものだった。           元の持ち主、そして大佐たちを悲劇に引きずり込んだ女、ニコロは、結局は自分の祖国で暮らしているわけだし、親も兄弟も健在であり、亡命者一家の物理的と言ってもいいような孤独と不安に比べれば、彼女の苦しみなど所詮ぜいたくにすぎない。         大佐達が帰って行った「運命」。それは、あの革命のときに一家を捉えてはなさなかった運命だったのだろう。
駆けてゆく雲さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-24 22:48:42)
その他情報
作品のレビュー数 59件
作品の平均点 6.49点
作品の点数分布
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100.00%
223.39%
346.78%
446.78%
558.47%
6915.25%
71830.51%
8915.25%
9610.17%
1023.39%
作品の標準偏差 1.91
このレビューの偏差値 51.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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