Menu
 > 作品
 > フ行
 > ブラックブック
 > のはらさんのレビュー
ブラックブック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブラックブック
製作国オランダ,独,英,ベルギー
上映時間144分
劇場公開日 2007-03-24
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
《ネタバレ》 2時間超の長い時間を感じさせない、なかなか面白い映画だった。エンターテイメント性が強く、セリフのオランダ語を英語に変えて一人くらい名の知れた米国人俳優が出ていれば、「ハリウッド製ミステリーね」ときっと私は思い込んだだろう。冒頭からのたたみ込むような展開や、駅で列車を映すシーンのダイナミックさとか、はたまた誰が影の悪人なのかを推理するところ、所々にちゃんと仕掛けられていたトラップ、みんなすごく巧くて、見慣れた映画に近い気がした。その方法を持ってして「哀」や「憎」で進み行く主人公ラヘルをガッチリと描いていた。映画の出来はカリス・ファン・ハウテンの力量によるところが大きい。登場したところから、華があるというか目を惹く要素でいっぱいだった。個人的に印象が残ったのはロニーという女性。日和見主義、と言えば強過ぎかなあ、でも市井の人って案外あんな感じではないだろうか。
のはらさん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 03:34:38)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 96件
作品の平均点 7.44点
作品の点数分布
000.00%
111.04%
200.00%
300.00%
422.08%
555.21%
61010.42%
72829.17%
83233.33%
91212.50%
1066.25%
作品の標準偏差 1.44
このレビューの偏差値 47.90
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ブラックブックのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS