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《ネタバレ》 特に美人でないチャタレー夫人と断じて色男とは言えない森番の登場に、ちょっと呆気に取られた。しかし、木立のざわめきと森の景色、その風景の中で肌を寄せる二人はなぜか純粋でとても綺麗だ。ラストなど、別れ行くはずの二人の表情は生きる活力で光っていた。ただ「生きる」ことに「心」が加わって「性」になるという、これを体現させたようなドラマであり、何かに押さえつけられて頑なだった二人が、自己を解放していくドラマでもあった。清々しい空気さえ感じる良作。
【のはら】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-05-25 22:41:31)
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