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《ネタバレ》 なんだか不思議な感覚が残る。犯罪が絡んだストーリーなのにスピード感や緊迫感が無い。個々のキャラクターが個性豊かで見ていて飽きなかった。イザベル・ユペールとマーティン・ドノヴァン(今回初見の俳優)のカップルがなぜかしらとても素敵に見えてしまった。特にふわふわと浮遊感のあるイザベルには驚きだ。元尼僧のポルノ作家というヘンテコな設定で、時折爽やかさまで感じる。ストーリーが特別面白いわけではないのに(かえって解り難い)なんだかんだと最後まで引っ張られてしまう感じ。ああ、こんなよくわかんないけれど印象に残る映画にまた出会ってしまった。点数を付けるのがとても難しかったが一応合格点ということで…。ハル・ハートリーという作家の作品をまだまだ試してみたくなった。
【のはら】さん 8点(2004-06-02 16:52:13)
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