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《ネタバレ》 少年が大人になった瞬間に涙腺が決壊し、以降ボロボロ泣きながら見ました。演出、脚本、演技いずれも抑制された端正な作品。だけどちゃんと心に響く。『ピーターパン』は今まで全く好きではなかったのだけれど、この劇中劇の『ピーターパン』の台詞には心打たれました。ジェームス・バリは「妹の恋人」のジョニー・デップを思い出させる役柄で、この頃の彼が大好きな私には嬉しい限り。でも特筆すべきはやはり子役たち。視線が真っ直ぐで、画面のこちらが思わずたじろぐほど。子供に泣かされるなんて、なんてチョロイんだ!と自覚しつつも、みごとに完敗。清々しく涙を流せる、気持ちを綺麗にしてくれる作品でした。
【HIDUKI】さん 8点(2005-01-19 22:56:18)
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