Menu
 > 作品
 > テ行
 > 手紙(2006)
 > サラウンダーさんのレビュー
手紙(2006) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 手紙(2006)
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2006-11-03
ジャンルドラマ,刑務所もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ドラマなのだからリアリティがどうのというつもりはないが、主人公やその妻となる人物のキャラに魅力を感じない。手紙、刑務所、殺人者の親族というドラマを生み出す
道具立てが機械的に使われすぎていて、主人公が犯罪者である兄への心情を
拒絶から受容へと変化させる契機が唐突のように思えたし、きっとこういう結末になりそうだと思ったような結末に唐突になだれ込んだように感じられる。
それと、「差別」っていう語句の使い方や解釈に違和感があったのもマイナス。
差別っていうのは、実害を想定する防衛本能ではなく、自分より低いところに他者を
位置づけることで自分の価値を維持しようとする行為で、人種差別とかが典型。
殺人者の弟だから危険だと防衛本能が働くから差別は当然というのは全くナンセンスで、殺人者の弟が酷い目に合うことで、自分はそんな奴に比べればずっとましと思える
安心感を得ようとしているだけ。 ところが、この映画ではエリカ様を妻にしてしまった時点で、ぜんぜん主人公に同情も共感もできないわけで差別もヘチマもない。








サラウンダーさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-04-18 02:06:24)
その他情報
作品のレビュー数 144件
作品の平均点 6.68点
作品の点数分布
000.00%
121.39%
221.39%
374.86%
4106.94%
51812.50%
62718.75%
72315.97%
82416.67%
92013.89%
10117.64%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 43.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
手紙(2006)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS