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《ネタバレ》 ギャング映画はあまり観たことがないので、評価が難しい。ありきたりのストーリーではあるが、主要人物3人の存在感が抜群。あまり多くを語らず、友を裏切ることに苦悩するショーン・ペンも、頭は悪い(笑)が人情に厚いゲイリー・オールドマンも良いが、個人的にはエド・ハリスの役が印象的だった。冷酷そうに見えて、恐らく一番苦しんでいたのは彼だろう。ゲイリーと最後に抱き合うシーンは切なかった。ちょっとした歯車のずれが、最悪の形を持って現れる。3人は皆利己的に動いたわけではなく、あくまで仲間の為に動いていたからこそ、ああいう終わり方になってしまう事への残酷さが引き立つのだろう。パレードの音楽に合わせる銃撃戦は、なかなか良い演出だと思った。余談だが、この作品、何がいけないってパッケージの作品説明!ジャッキーが死ぬ事書いちゃったら、おもしろさ半減でしょうよ!?大体彼が死ぬのは終了15分前くらいなのに!そこまであらすじ書いちゃってるビデオ会社に殺意を覚えた。エド・ハリスのせっかくの演技が台無し。
【深海】さん 7点(2004-02-06 21:08:13)
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