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新・平家物語 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 新・平家物語
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1955-09-21
ジャンルドラマ,時代劇,シリーズもの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
非常にオーソドックスな時代劇。自分は歴史上の人物で平清盛が特に好きなせいか楽しめました。行き詰まった貴族社会と、時代の要請で必然のごとく登場した武家政権の象徴、平家勃興の様子が巧く描かれてます。清盛と妻時子=久我美子の出逢いのシーン等、当時晩年を迎えつつあったベテラン巨匠監督作品とは思えぬ、青春の息吹が感じられる瑞々しい描写には感心。それよりも何よりも気になって仕方なかったのが、清盛=雷蔵氏の付け眉毛かと見がごうばかりの一直線一文字ぶっとい眉と、清盛母泰子=木暮実千代のとてつもなく斬新的なハミ乳衣装。一枚はらりと上衣を脱いだら、まるで年末の都内一流ホテルのディナーショーで物憂げなハスキーヴォイスで歌えそうな感じ。一体こんな大胆なデザインの衣装って時代劇でアリなん???彼女が出てくるたんびに、視線がそっちにばっか集中しちゃったじゃないですかあ・・・。昔日本史のテストで、「後白河院が嘆かれた三つのままならぬものは何か?」解答→賽の目と鴨川の流れ、あとひとつは僧兵っていう問題があったなあって懐かしく思い出しました。(→池袋文芸座「リスペクト溝口健二特集」にて鑑賞)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 7点(2007-09-20 13:47:59)
その他情報
作品のレビュー数 20件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.39
このレビューの偏差値 52.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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