Menu
 > 作品
 > ヨ行
 > 夜の素顔
 > 放浪紳士チャーリーさんのレビュー
夜の素顔 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 夜の素顔
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1958-10-15
ジャンルドラマ
レビュー情報
日本舞踊界版「イヴの総て」。やけに緩急の付け所のない「女の半生」映画だなあと思い、終了後上映時間を確認したら121分。たいした長さでもなかったけれど、通俗長編小説のダイジェスト版という印象が残りました。あ、でもこれって新藤兼人のオリジナル脚本なのか・・・。並み居る手強い女優陣、細川ちか子(「晩菊」)、関西女のド迫力!彼女が暴れ回るシーンは一見の価値有り!浪花千栄子(「彼岸花」)そしてそして、後半から牙を剥き襲い掛かってくる、あどけないお顔しつつもしたたかな若尾文子と、貫禄もボリュームも満点の京マチ子にとって相手に不足なしと言った様相のドロドロ対決が画面狭しと繰り広げられるわけですが・・・。やはり流麗なはずの吉村演出にここでは若干メリハリが足りないのが難。「夜の素顔」というタイトルは、瀕死の重病時病院のベッドの上ですら、決してメイクを落とさなかったヒロインに当てつけたものなんでしょうか?(笑)(「池袋文芸座「京マチ子特集」にて→)
放浪紳士チャーリーさん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-27 10:09:40)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.82
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
夜の素顔のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS