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砂塵 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 砂塵
製作国
上映時間94分
ジャンルウエスタン,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
まるで同年製作フランク・キャプラ監督「スミス都へ行く」のスミス氏=スチュワートが、西部の町ヘ出張にでも行ったかような、平和理想主義者の丸腰保安官代理が主役の西部劇。男も女も血気盛んな無法街の人々を、かなり豪放に太い線でユーモラスに描いてます。ウエスタンとして内容的にはたいしたオナハシではないけれど(お約束事の連続)ディートリッヒとスチュワート御両人の、一見ミスマッチな掛け合いがなかなか楽しめる。酒場での女性同士の取っ組み合いシーンでは、「あの」ディートリッヒ女史にここまでやらせてもいいの?って観てるこっちが心配になる位大暴れさせてます。前半は割と冴えないうらぶれた印象だった彼女が、後半になるにつれ例の華麗な妖艶さを取り戻し最期に至っては女の哀れさまで滲ませ好演、これが伝説の大スターたる所以だったのかと一個の映画の中での変貌ぶりにひたすら感服。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-26 11:39:32)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.50
このレビューの偏差値 48.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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