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痴人の愛(1934) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 痴人の愛(1934)
製作国
上映時間83分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 淀川長治さんが著書の中で、この映画のべティ・デイビスを激賞されていたので観てみました。彼女の主演作は代表作「イヴの総て」「偽りの花園」後年の怪奇路線映画を何本か既に観ていて、やけにアクが強い癖のある女優だったんだって印象。特に「イヴ」での女優プライド演技はすさまじかった!んで、この映画での若かりし頃の彼女・・・、いやあ「若草物語」のキャサリン・ヘプバーンといい彼女といい、後年まで長期間活躍した女優さんっていうのは、やっぱ輝きが全然違うわ。相手役の、線が細いだけの二枚目レスリー・ハワード氏なんか、吹き飛んでしまう毒々しい存在感、まさに彼女一色に塗りつぶされてるって映画でしたね。このヒロインってすっげー嫌な女なんです、嫌な女なんだけど・・・、ラスト醜く崩れた顔の一瞬のワンショットで、彼女の哀れさを観客に納得させてしまうほどの迫力ある名演技でした。とにかくこれは、怪女優べティ・デイビスの為に一見の価値有る作品です!
放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-26 12:05:02)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 50.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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